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更新46日目:伝えることの難しさ(Studygiftの動きを受けて)

May 19, 2012

Studygiftが炎上しているようです。

思想はとても良いです。相互扶助は成熟した社会でのあるべき姿だと思います。

お金があるところから無いところへ循環する仕組みというのは、経済を動かす一つのきっかけになるでしょう。

家入さんをはじめ、Studygiftのプロジェクトメンバーも志高く、このプロジェクトを走らせているのだと思います。

だからこそ問いたい。

日本の文化は嫉妬にまみれた人種で足の引っ張り合いをするってことを、

徹夜で無給の打ち合わせでは、出てこなかったんだろうか。

瞬間的に感じる違和感はただひとつです。

就職活動でGoogle+を地道に始めた坂口さん。

いつの間にか、日本一のフォロワー数を稼ぐ人間になっていました。

(いまは某アイドルグループが席巻していますので違いますが。)

なぜこの人だったのか。

残念ながら、すでにこの方はStudygiftで学費を支援してもらうような人ではないです。

少なくとも、Google+での彼女を認識している人はそう思うはずです。

1点目は、大多数の人間がGoogle+でメジャーになったこのかたは、

いろいろな方法でマネタイズできるだろうなぁ。と考える人が多いでしょう。

2点目は、ソーシャルの活動実績があまりにもハイスペック過ぎて、

学習をおそろかにしてしまった印象が強いです。

家入氏の「辛ければ逃げればいい」という思想は理解できますが、

どうも上記の印象はマッチしない。

辛さ・厳しさという側面よりは、甘えというイメージが強いです。

3点目は、Facebookでの「取材やお仕事の依頼はこちらまで」と

メールアドレスを提示していること。

出資をすること自体は閲覧者の自由ですし、

特に咎める理由もないのですが、やはり違和感がある。

現在の「力」は学歴ではなく、「影響力」です。

ソーシャルサービスやソーシャルメディアでの影響力は、

急速に「生きていく力」に転換できるようになってきています。

酒井氏のパブリックマン宣言ではないですが、

出資を開示するところまでいけば、単純な嫉妬の輩は減りそうな気はします。

あ、Google+で一躍有名になっても、そんなに稼げてはいないのね。と。

炎上マーケティングとしては成功したね。と語っている人もいますが、

このプロジェクトの趣旨としては、全く予想外の出来事でしたでしょう。

人に正しく自分の思いを伝える難しさと

「負」の情報の拡散スピードに驚きました。

最後に一つだけ言えることは、

実際の行動に起こし活動することは、ただ口にだしたり、Twitterでツイートしているだけより、

100倍価値のあることです。それは間違いない。坂口さんがここに割いた労力も同様。

それだけに悲しい。

ネガティブイメージを払拭するような今後の活動を期待したいです。

おわり。